黒シャムしま

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安東みきえさんの本

頭のうちどころが悪かった熊の話   安東みきえ 下和田 サチヨ (絵)

タイトルと絵が読んだきっかけ。
児童書ということだけれど、宮澤賢治を思わすような魔法や言葉が紙面にあふれ、さらに女性だからこそのびっくりするような単純明快さが表現されている。最初の数頁で「この作家の本はもっと読みたい」と思った。

「熊」以後、天のシーソー、まるまれアルマジロ!、夕暮れのマグノリアを読んだ。結局最初の「熊」が一番ピンときた。「マグノリア」はハンパに今風で煮え切らないかんじがする。アルマジロの卵から始まる一連の話はとりあげる動物がみな珍しくていいなと思った。

安東みきえ作と平行して与謝野晶子関連を読んでいるので、現代作家には分が悪かったかも。明治にくらべると平成の薄っぺらさは気の毒なくらいなので平成の作家も時代以上に厚くはなりにくいだろう。妙に満ち足りた平成という時代のなかでものをつくるのはむずかしいのかもしれない。

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