黒シャムしま

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オバマのカイロ演説

昨日の試合は惨敗(2対0)だった。今季最悪の試合内容。あまりのショックに私の熱も風邪も吹っ飛んだ。さすがのフィンケさんも日本の気候と代表の疲れを甘く見たようである。どう対処していくのか楽しみ。

なんて思っていたら、オバマ大統領のカイロ演説とそれにまつわる外交のことを知って、極東の平和な試合の完敗などはほんの小さな不幸にすぎないということをつくづく思う。不幸どころか、のん気な幸せとも言える。

バラク・オバマ。時代に要請された男なのだろう。同時代の歴史が大きく動くのをつぶさに見ようと思う。

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夏風邪?

どうも熱っぽい。少しふらつくが他の症状は無い。昨日の夕方は37.3度。今朝ベッドの中で測ったら37.2度。10日くらい前からどうも怪しいと思っていたが、ついに微熱が出た。会社で風邪を引いた人が何人かいたけれど、ついにもらっちゃったようだ。高熱ではないのでインフルエンザではなくただの風邪。でも薬飲んで横浜のAWAYに行くつもり。REDS「34」の応援に行くわけです。意外とそれで風邪が治ったりして!!

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股旅フットボール

日本の地域リーグ、JFL未満のチームの奮闘をつづっている。サッカーと旅を愛する粋なライターの、うつくしい写真のたくさんある本。

私は浦和レッズが大好きなので、レッズがらみでJ1、J2はある程度知っている。JFLは横河武蔵野FCを少し応援しているレッズサポ仲間がいるし、JFLのチームは晩秋まで天皇杯に残っていることがあるのでサッカーニュースになる程度ならば知っている。各地域のサッカー事情は知人が埼玉県の社会人リーグ2部に所属しているのでほんの少しだけ知っている。ありていに言うとJFL以下のことはよくわかっていない。最近ファジアーノ岡山の記事をサポティスタで目にしたこと、この本の著者のサイトをたまたま見つけたことでちょっと読んでみた。(図書館の本です)

この本のおかげで、川渕初代Jチェアマンの芯の太いまっすぐさがわかった。今までJ立ち上げについては感謝していたけれど、ここ10年くらいは的外れな人だと誤解していた。2002年W杯であがった数十億円の利益を活用するために、2003年にキャプテンズ・ミッション(地域貢献、未成年者、女子サッカーの育成強化など)を全国のサッカー関係に発令していたんだそうで、この成果は今年のうちのユース出身者の活躍につながっていると思う。でも中心のサッカー協会自体がまだまだ発展途上。しわ寄せは地域の弱小チームに波及する。でも、この「股旅?」が世に出てひとの目に触れたことによって日本のサッカー環境がすこしは上昇すると思う。

昨日、埼玉スタジアムでのダービーを6対2で制した帰りに電車で隣になった若い人たちがカマタマーレ讃岐(香川のチーム)や富山のチームの話をしていた。自分の1stチームがレッズだとしても、2nd、3rdのお気に入りチームを持つというのはこれまたサッカーの楽しさの奥行きを深める。そして各地域の活性化につながっていく。各地の小さなチームの、大きな志を応援したい。そう思った。

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厚生労働省崩壊

厚生労働省崩壊 木村盛世/著

著者の木村さんは厚生労働省のキャリア組なのだが、まっすぐに仕事をしようとしては上層部からうるさがられ、挙句に左遷されてしまう。これを繰り返している。アメリカでは短い期間でかなりの実績を上げ、責任感、正義感にあふれる仕事振りなのに日本のご立派な組織では疎まれてしまう。そういうご自身の苦しい立場を踏まえつつ、ご自分で見た厚生労働省の問題点を明確にしている。とても読みやすい文体なのだが内容は厳しい。木村さんが日本で働くときに感じている、膨大な書類やたくさんの上司のサインなどのばかばかしい無駄は日本のあらゆる仕事現場で見られる特徴なのではないか?私が見てきた大小の会社の9割はだいたいそんな感じだった。例外は外国資本の会社で、そこで半年くらい仕事をしたときに私の仕事に対する考えはとてもポジティヴなものになった。

厚生労働省についての本だけれどこの省はどうも日本を象徴しているので、つまり日本がダメダメだってことなんだろう。日本はすごく細かいことにこだわりすぎている。最近不祥事が多いというけれど、それは昔からあるようなことがほとんどなのに騒ぎすぎなのではないか?細かいことに気を取られているうちに大切なことをすっ飛ばしているのではないか?

木村さんは「日本で」というのを重要視されておられるが、同じような心意気で日本内を駆け回っても時間の浪費になっているケースが多々ある。木村さんほどの優秀なひとはアメリカなりヨーロッパなりの外部から日本に働きかけるほうが有効のような気がする。日本の変化はすべて外圧がかかったときに起きているのだから。

それでも一言。 「木村さん!がんばれ!」

志の高い、できるひとの焦燥。
最近読んだマキアヴェッリ関連、カムイ伝にもそういう焦燥が色濃く見受けられた。いつの時代もどこであっても、ダメな官とできる民のきしみがある。やるせないのう。快哉も幻滅も永劫回帰。

超人ならぬ凡人としてはちょっとさみしーい気分になったが、今晩は気分転換をガツンとできる。
埼スタでフィンケ・サッカーが見られるからね。勝っても負けても今のレッズは見所がある。

あー、よかった。

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バルザック!

今年は見たい映画がたくさんありすぎて全部は見きれないでいる。見れなかったなかにバルザック原作の「ランジェ公爵夫人」とう映画がある。去年岩波ホールで長く上映していたときはノーチェックだったのでぜひ見たかったのだがまた逃した。それでせめて原作を、と思い読んでみたら。バルザックって濃厚で驚いた。若い頃「谷間の百合」は20ページくらい読んでつまらないと思い中断。再読なし。「ゴリオ爺さん」とか「あら皮」の名は知っていたけれど読んでいなかった。

ウカツだったなあ!
バルザックの濃厚さはすごく好み。
今回手にしたのが工藤庸子氏の訳だったから余計にピンと来たのかもしれない。工藤庸子氏のパリの湿度を感じさせるような訳のコレットものはだいたい読んでいるから。ランジェ公爵夫人にからめて「砂漠論」という本を奏上されているのでこれも読んでみたい。

バルザックをネットを掘ってみたら、仏文学のご意見番、鹿島茂教授も相当バルザック贔屓だという。この夏は読めるかぎりのバルザックを手にしたいと思う。
読みたい本がたくさんあるってすっごい幸せだ。

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